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兼業主婦のオタク雑感ブログ/アニメ・海外ドラマ・商業BL感想他

漫画感想「カカフカカ」石田拓実

宣言(?)通りカフカカ1巻買いました。

やっぱりめっちゃ面白いですね。そして凄くいいところで終わってる。

以下、ネタバレありの感想。

 

 

 

彼氏にふられて家出を余儀なくされた主人公は、友人から紹介されたルームシェアハウスで暮らすことに。そこで元彼・智也と再会します。智也からインポ治療に協力して欲しいと言われ、最初は戸惑うものの穏やかにじっくり治療を手伝っていく展開で、ドキドキ!キュンキュン!…というよりもまったり不思議~なテンポですすみます。

智也のキャラが独特でマイペースで、雄♂♂♂!!ってオーラが漂っておらず、性的な匂いが全然しないんですよ。だから治療中彼が勃起してても、本能的な嫌悪感をあまり覚えなさそうな。植物みたいな男の子です。

治療上の添い寝やボディタッチにそわそわしつつも、強引にコトが進んでいくことは無く。治療と同時進行で主人公が新しいバイトを始めたりします。

 

でも最後の最後で「そうくるかー!」と。

急に男だしてくるかよー!と。。のだうちまわりました。

治療中(インポの)、勃起してるのに全く手を出して来ない彼、に主人公が聞くんですよ。「したいとか思わないの?」って。

すると当然のように「え、そりゃすごい思うよ。そんなん」と返されちゃう。

何気ない台詞なんですけど、彼のキャラクターゆえ大変印象的なシーンになっていて、主人公も慌ててしまいます。

 

う~~ん、この、この……言葉でうまく表現出来ない良さ。

此処に来るまでの、キャラクターの表情とか1つ1つの台詞とかの積み重なりがあるからこそ意味深なシーンになってるんです。

 

既刊分の3巻までイッキに買ってしまうか悩み中…余韻をしばらく味わっていたいので来月あたりに2巻を買うかも。