BL漫画感想「未熟な楽園、或いは」kayama先生
久しぶりのBL感想です。
ネタバレ注意。
フォロワーさんの感想拝見して購入。
夢破れた主人公(攻)と、家庭の檻に閉じ込められてる高校生(受)の鬱屈描写が素晴らしくて、とても卑屈な気持ちになりました。
主人公の、高校生への八つ当たり加減がリアル。
ラストまで読んでの一番の感想は「この高校生くんはすごく心が強いな」です。
ジメジメした暗い部屋から飛び出して、キラキラしたおひさまの下で決意表明する高校生。この対比はベタですがさり気なくて感覚的に主人公が救われたな!と伝わってきますね。
彼らの後日談が無かった点が正直とっても残念だったんですが、無いからこその余韻を楽しむべきなのかもしれません。
何でもかんでも全部説明したらいいってもんじゃないですもんね…(とはいえ後日談があったら確実に喜びますが)
私は後味悪い展開に頭が傾倒してしまってるので、エンド後の主人公の未来を嫌な方へ想像※してしまいがちです。が、きっとあのラストなら、主人公は生きる希望を見出して、ちゃんと堅実に道を歩んでいけるのでしょうね。
※主人公の人生は好転せず高校生との記憶にしがみつくホームレスになってある夏思い出に浸ったまま熱中症で笑顔浮かべつつ死亡とかそういう想像
表題作以外に短編が2つ収録されています。
一つは少スカ青姦プレイな先輩×後輩カップル。
この手の、受を嬲る為の少スカは私が大好きなパターンなので物凄くわくてかして読んでいたのですが、二人の関係性を知るヒントが少なくて萌えきれませんでした。
でも表情とか台詞は非常にそそられますので、想像力で色々補える方には十分楽しめると思います。
私は直接的なエロシーンがなくても、心理模様が巧みであればエロい意味で萌える方なので、寧ろ関係性描写がないとダメなタイプ。
もう一つは元ヤン書店員×コンビニ店員カップル。
こちらはすごく良かったです。大した事件は起きませんが、付き合ってる二人に漂う微妙なスレ違い空気がリアルで萌えますね。恋愛のギクシャク感というのでしょうか。
付き合いは短くもないけど、長くもない…そういう関係性が伺えます。
存じあげていない作家様でしたが、これから作家買い決定です。
創作欲の源
「大好き」と「憎い」の感情が物凄く強い自覚があって、だから激しい愛憎の物語を読むと共鳴するみたいにめっちゃ元気になる。
最近の作品で言うと「俺の気持ちがわかるか」は私にとっては元気になるBLだと思う。
でも、だからこそ愛憎系ストーリーには凄くこだわりがあって、超いい♡と手放しで好きになれないことも多い。もっと愛を!もっと憎悪を!!!って思ってしまう模様。
逆に悲しい・切ないという感情は私の中では薄い。なので、悲しさや切なさを描いている作品は憧憬の目で見てしまう。なんて美しいんだ…という想い。
そしてハッピーな作品については結構手放しでいいな~と思う事が多い。
読む分にはハッピーも切ないも愛憎も大好きだけど、創作したくなるジャンルはやっぱり愛憎+葛藤。仕事でなら、どんな作品でも喜んで書きたい!と思いますけどね。仕事じゃない執筆、ただ好きだから書く、というのなら私にはコレしかない。
最近仕事抑えめにしてるのもあって、すごいドロドロした胸糞の悪い愛憎ストーリーを書きたくなってきてる。
仕事じゃない執筆って長らくしてなかったけど(クリエイターとしてダメダメ;)久しぶりに没頭してみたい。期間限定だけど、今は折角自由に時間使えるんだものね。
ドラマ「鈴木先生」感想
全10話Amazonプライムビデオで観ました。
【あらすじ】
中学校の教師である鈴木は、『ごく普通』の生徒たちの心の問題に向き合うことを自身の教育方針として、自分の受け持つクラスや教え子たちの周りで起こる些細な、ときに重大な事件の数々を誠実に、情熱的に対応している。しかし、その一方では教え子の一人である小川蘇美に対する歪んだ欲望や交際相手である麻美との関係など、自身の心の問題にもひたすら悩む日々を送っている。そうした鈴木の内面を饒舌にかつ克明に描写していく。(wikiより抜粋)
【主演】
【感想】
普段、自分の人生と作品は切り分けて考えていますが、本作には自分自身がかなり影響を受けたと思います。
「許されている」という言葉が何度か出てきて、とても印象的でした。
どんな考え方も、許されてはいる。誰かに認められなくても。しかし考えを押し付けて他人を傷つける行為は否定すべき。
シンプルだけどそこを守るだけで世界は凄く平和になるのかって、、衝撃的を受けました。
同時に、どんな考えをもつことも自由だけど、ただし表現する際には相手への配慮が必要である、という教えも出てきます。
処女性を求めてしまう哀しい男の苦悩について語られるシーンがあるのですが、女性の前で話すべきではなかった、と先生は苦言を呈しつつ、彼に寄り添うコメントをします。その考えを誰にどのように共有するかは慎重に…ということでしょうね。
このバランス感覚が凄く素敵で、社会にでるに際しとても実践的な教育だと思います。
実際の社会(うまくまわってる場合の組織)って、こういう配慮の連続で成り立ってるところが沢山あります。
実社会でのよくあるケースに置き換えるとしたら、例えば私がある人を憎いと思ってしまってもその考えは許されるし、友達に吐露することも許されてはいるということでしょう。
けれどその友達が凄く気分を害したり、ある人を責めるようになってしまったら、私のやったことは結果的に全部アウトということになります。
配慮とは想像力でもありますね。
私はまだ映画版は観ていないのですが、近々レンタルする予定。
今から非常に楽しみです。
愛がなくても喰ってゆけます。掲載店「茶館」で中華会
先日、お仕事でお世話になった声優さんや業界の友人同士で「茶館」中華会をして参りました。
こちらはよしながふみ先生の愛がなくても喰ってゆけます。に掲載されているお店で、知名度は中々の模様。
平日夜の開催でしたが、驚異の満席でした。
食べ放題コースが税込み2700円。ビュッフェ形式ではなく、オーダー式なので料理は全部できたて!当然、何もかも美味しいので非常にリーズナブルな価格設定だと思います。
以下料理ご紹介。
前菜のイカ和物と、チャーハン。
点心あれこれと餃子と担仔麺と既にまぜまぜしちゃったジャージャー麺。
デザートのごま団子とハリネズミ饅頭(カスタードクリームいり)。
エビチリが絶品だったのですが、あっという間に食べてしまって写真がありません。。。レバニラも美味しかったです。
私達は6人でお邪魔したので全種類制覇する勢いで料理をオーダーしたのですが(勢いだけで全然出来てませんが)、一皿一皿の量が控えめだったので、少人数で行っても様々な種類の料理を楽しめそうです。
点心も人数分だけ用意して下さるので、非常に良心的ですね。
まだ食べれていない料理も沢山あるので、年内中に再訪できたら…と目論んでおります♬
6月_twitterのBL小説感想
全4巻を数時間でイッキに読んでしまいました。
英田サキ先生のダブルバインド久しぶりに読んだら面白すぎて大変。手元になくて全巻買ってしまった🙌サスペンス部分にのめり込み過ぎてBL要素くるとあら?!サスペンスなのにサービスシーンがあるわ?!?!😍と乱心するレベル。笑
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月23日
どこまでも丁寧で凄い充実感🙏✨
ツイートの通り、そもそもサスペンス要素が面白すぎて…もう序盤からページをめくる手が止まらなかった。しかし読み進めていく程BLとしても最高で、益々虜になっていく。。至福の時間。
前に読んだ時より興奮しっぱなしで読めました。残虐描写含む殺人事件を扱うコンテンツは、その時々の気分や体調によって捉え方が変わってきそうなので…丁度そういう作品をうまく受け取れる時期だったのかもしれません。
サスペンス部分でゾクゾクさせられて、BL要素でギャーギャー萌えられて。ドーパミンでまくりの数時間でした。
で、その後、スピンオフ作品であるアウトフェイスも完読。
ダブルバインドの美人受様、瀬名智秋贔屓なので、どうしても智秋登場シーンでテンションが上がってしまいました。上條と仲良くやっているようで、何よりです。
一方のアウトフェイスの主人公である忍。個人的には苦手なタイプかもしれません。以前に読んだ時はそこまで感じなかったのですが…それは自分自身がまだ若くて、忍のような価値観を今よりも理解出来ていたからでしょう。現時点の私からしますと、仲間内にいたら困るタイプだな~という印象に。。
単に眺め見ている分には刺激的で素敵ですが、「自分自身も一緒にいたくなるようなタイプ」を二次元でも好きになったり萌え対象としたりする方なので、ここまで自己否定の強い破滅型の子に萌えを覚えることは中々難しいですね。周囲は絶対振り回される。自己否定しちゃう子全員に萌えない訳じゃないのですが、忍は求心力も実行力もあるので、1つの問題行動・価値観における被害が深刻で。魅力溢れる人物だからこそ、破滅的な側面が恐ろしいパワーを発揮しちゃって他人を巻き込む=近付きたくないなと思う訳です。
物語の完成度は高く、お薦めの作品には違いないのですが。。自分の萌えについて考えさせられたな~というお話です。笑
6月_twitterのBL漫画感想
村上キャンプ先生のスクリーン。ポップで可愛い、笑っちゃう系かと思ったらそれ以上に生き物地球紀行を見守るような感動が。二人良かったね…😭
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月18日
歩編は先生があとがきでおっしゃってたマネージャー攻の欲望覚醒シーンが性癖にグッときまくった😂❤️ pic.twitter.com/LoAOfjDTsl
村上キャンプ先生、BANBA BURGERも購入♬素晴らしく笑えてたっぷり萌えた😳✨攻が最高に愛しい。自分サイズのソーセージ探すとか、妄想断ち切る為に鍋変えるとか!小麦粉を受に置き換えて興奮してるシーンは腹抱えて笑ったww pic.twitter.com/bXdlUJUAds
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月18日
「In These Words」久しぶりに読み返し♡間違えると安っぽくなりそうなシーンもイラストの躍動感でぐいぐい持っていかれる感じ。
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月22日
ああ~3巻はいつになるのかしら…😂😂😂
いつになっても待ってるので未完のままはご勘弁を。。😭 pic.twitter.com/GhJ5sVyr21
ひなこ先生「Blue Lust」2巻~待ってました!隼人と奏真が歩み寄ろうとしてズレて、でも頑張ってまた近付いて。完結巻が待ち遠しい。あと昇が大好きになってしまった。陰がありつつきちんといい男に成長してるなんて胸痛いわ格好いいわで… pic.twitter.com/FTwhp8NDjG
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月22日
村上左知先生の「にゃあと鳴いたら」読み返し。
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月26日
先生のネコ×ネコカップリングたまらん~(=^・・^=)
受が攻に目覚めるのって大好き。不意にオスっぽさ出されると凄くグっとくる。
ルールそのいちも読みたくなってきた☺💖 pic.twitter.com/TCqYWrhFKD
京一先生「俺の気持ちがわかるか」。「完結していない」ってレビュー見かけて購入ためらってましたが今朝ポチり♬私が読んだ限りではきっかりオチてるように思えたので買って良かった♡地獄ループな二人!2,30年ぐらい一緒に居れば何となりそう。 pic.twitter.com/uXUqdDF8yI
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月27日
虫歯先生「フェイクファー」。
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月29日
初めて読んだ先生だったけど凄く良かった!!セフレからの恋人っていう安定の展開なんだけど空気感が独特💕ほのぼのしてるのにリアリティも感じられてグっとくる。デビューコミックスだそうで今後も楽しみ~😍 pic.twitter.com/OggNF8mwlG
高野ひと深先生 「『す』のつく言葉で言ってくれ」
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月29日
同じく初読み先生。めっちゃめちゃ良かった~♡主人公のキャラが馬鹿みたいに明るいからギャグ傾倒かと思いきや。仄暗さや胸えぐられるシーンあり、きゅんきゅんあり。最後はホロっときた。 pic.twitter.com/oFlH7qHQc0
あがた愛先生の「僕は君のいいなり」単行本化待ってました~♡
— tomoko (@tomoko410_hateb) 2016年6月30日
受の片想いがバレて攻に性的意地悪される、というBL的王道展開ながら、受がいじらし過ぎてそれだけでもうお値段以上😭攻も酷い奴じゃなく、普通の男の子っぽい反応でそこも萌えます♬ pic.twitter.com/zDAmAAkQvw
安定期のお祝い
安定期に入りました。ここにくるまで長かった~!!
お祝いに、夫とグラスコートでビュッフェランチしてきました。
ローストビーフの薬味としてホースラディッシュがありました~。最高。
トマトパスタも一緒に♬
ローストビーフやパスタはその場で切り分けたり、作ったりして下さいます。
色々ちょっとずつ食べたくて…取り過ぎィw
上海焼きそばとトムヤンクン麺。
奥は夫のお皿たち。最初からスイーツを一緒に食べだす筋金入の甘党さん。笑
私はあらかた食べ終わってからスイーツタイムに入りました(๑╹ڡ╹๑)
美味しかったし、雰囲気やサービスも安定でした。
ビュッフェって何となく「テーマパーク」的な楽しさがあるんだよね~。
次何乗ろう!という感覚で次何食べよう~~ってワクワクしちゃう。
そして食べ過ぎる。。笑
ご馳走様でした♬
妊娠発覚した時は、喜びは勿論ですがそれ以上に「まだ期待しちゃいけない」と過剰に自分を戒める方向へいってました。夫も私と同じ感覚だったようで、性格は全然違うのに価値観は近いなーと改めて思ったり。
徐々にお腹の赤ちゃんが大きくなる程、実感と喜びと、そして同時に嬉しいからこそダメになったらどうしようという気持ちも大きくなっていきました。その不安は今もどうしても感じてしまうんですが。安定期に入ったことで、ちょっとは変わった…かな(^▽^;)
幸せな節目を夫と楽しく過ごせて、本当にいい一日でした。
安定期に入ってから体調が益々良いので、今のうちにまた美味しい物食べに行きたいな(*゚v゚*).